Jaipur ４９℃
人生で初めて体感的50℃超えをした日。
バイヤーにとって季節外れの灼熱の季節に、急に思い立って向かったジャイプール
いかんいかんいかーーん！と日々の東京で、猪突猛進すぎて、自分のジュエリーのこと何も考えられていない〜、と。
これは今すぐにあの街へ飛ぶしかない。と。
7月よりも8月よりも、雨季直前の5月のインドが暑いんです。
本気灼熱のジャイプールなら、頭のスイッチを強制的に切り替えられる。
現地の人たち曰く、外出が必要な場合は朝から出かけて午前11時までには仕事を済ませ、
昼前の暑い時間は屋内でじっとして、日が暮れた頃からまた動き出すんだと。
そんな燃えたぎるジャイプールの歩き方を教わり、土村も実行。
インド滞在時はいつもあっちこっち駆けずり回ってて落ち着いて考える時間もないから、
今回はホテルの部屋で、お籠りするのもいいかもしれない。
（猛暑時のインドはホテルが格安になります）
昼間はホテルに篭ってデザインに集中。
ホテルで缶詰めで制作って、昭和の小説家やないか！と、えらなったもんやな、自分でつっこみつつ
温めてきたナチュラルブラックダイヤモンドのマハラジャリングやブレスレットを仕込んだり、
そして今回は、どうしても作りたいものがあるんです。
自分も大好きなNew Primitive ピアスのNEWバージョンをと。
TARA菩薩の７つの目から流れる慈悲の涙をイメージして
日々を頑張る女性たちを見守る、慈しみの涙が零れ落ちる瞬間を留めるジュエリー。
TARAを始めて1年経って、つくづく思うこと。
ここに足を運んでくださる、素敵な女性たちには、みんな、日々を貫いて、走り回っている。
忙しい中隙間の時間を見つけて光を探しにやっていらっしゃる。
そんなみなさんに、いろんなシーンに合う輝きと美しい瞬間を届けたい。
こちらのNEW Primitive Pierce。都会でも第６感を忘れない感覚を、勇敢でプリミティブな女性に間違いのないゴールドを届ける、この子のこともとってもとても気に入っているのだけれど
ボリュームがあります。
この子とはまた別で、日々オフィスで、保護者会でも、緊張するような場面でも、一方で楽しい食事のテーブルでも上品に身につけていただける、スペシャルな子が必要。
いますぐに、絶対必要！と
涙のようだけれどどこかパールのような、
オケージョンジュエリーとしても寄り添ってくれるような
遊びだけではない大人のステージで活躍してくれるものを、と。
ホテルに篭って粘土で作ってみたイメージ。
ぼんやりしていたけれど、それを今回決め切って、職人さんに形にしてもらおうと。
職人さんと綿密に打合せし、試作を開始
あとはどんなムードを帯びてくるか、神の手に委ねて待つのみ。
そして美しいゴールドの涙が生まれました。
なにか子猫や子犬を見て、一瞬で心がふわっとなるような癒されるようなフォルム。
さらっとしていて、柔らかそうだけれど、凛と固く、しっかりとした金の重みがある。
耳たぶからそれがこぼれ落ちる瞬間を留める形
コンパクトな作りですが、私のように耳の下の方に穴が空いてる人はピアスと耳たぶの間に空間が開きます。
それはそれで抜け感があって美しい。
耳たぶに厚みがあって、穴が真ん中あたりに空いている方には、耳たぶにパクッと吸い付いているようなフォルムになる。
（実はパックマンのイメージです 笑 お耳にぱくっと）
こちら麗しのお方、りかさんのお耳にぴったりぱくの理想の図
耳とゴールドを一体化させたかった。
そしてこちらが上級者な重ね付けをしてくださったみなみさん。
イヤカフやその他石もののピアスとのコーディネートもとても素敵なのです。
刻み、サンド仕上げ、粒金と、テクスチャーが違うから、いろんな金のグラデーショが素敵。
マッシュヘアーのまゆみさんにも、素敵なフォルム。
TARA Tears のピアス
TARA サロンではサンプルをご試着頂けますので、耳たぶとの関係をみに、ぜひ身につけてみて下さい。
8月5日まで先行オーダーを受け付けています
8月にまた土村はインドに行ってきますので、オーダーいただいたものは、向こうでチェックして、9月ー10月にお届けになります。
お値段は、22万円＋税。
本当は20万円以内に納めたかったのですが涙、金の高騰と円安で2万円アップ。ご容赦下さい涙。でも常に身につけられるいいものを仕上げてまいります🙏
今回の先行オーダー後、秋以降になりますと、またお値段が変わる可能性があります🙏
オーダー時に半額、お渡し時に残金のお支払いをお願いします。
ご遠方からのオーダーも可能です。公式ラインまでご連絡下さいませ。
涙さん以外にも、定番のピアスたちもございますので、ぜひご覧になってみてくださいまし。バイマサミもがんばります！
耳に確かな輝きを✨
