Goaにいい思い出はなかったんです。
2013年初めてゴアに行った時は、ヒッピーイメージのアンジュナビーチに馴染めず、
一人で移動できない森の中でも不自由さを感じて、居場所を見つけることができなかった。
2013年、ゴアで私は完全に孤独な迷える猫だった。
それから5年後の2018年、私のGoaが劇的に変わったのは、
Goaで譲さん、ジニーさん、そしてSavioさんに出会ってから
ここ集まる世界中の人たちと会話すること、
採れたての自然の恵みをいただくこと
みんながシェフであること
朝昼晩きちんと作って
美味しくいただくこと、
礼儀を持って自然の恵を受けて
日々の装いを保つこと
急がない。でもフルに動いている。
スクーターで海岸線を颯爽して
森を抜ける、呼び起こされる冒険心。
世界中からゴアを愛する人たちが集まる
好きなものに囲まれて、自分の時間を過ごす。
いわゆる衣食住の基本的なこと
そのレベルが非常に高くて、押し付けがなくて 心地よかった。
こんな素敵な街のことを、ジュエリーやお洋服にのせて紹介できたらと。
だから、独立しても、アラビア海に面するインドの南西部の街、このゴアで出会った素晴らしいものを見せたい!
そしてこのSAVIOJON Stories from Goa 12days TRUNK SHOWをやろうと!そんな経緯です。
暑い街なのです。
みんな裸でいたいくらい。笑
そんなゴアでもぐだっとせず、サビオさんはいつもエレガントだった。
デザイナーならば誰もが憧れる布王国インド。
豊富なこの国の資源から、サビオさんが長年かけて集めてきた布地のストック。
白は白でもさまざまな白があり
選りすぐりの中からデザインやイメージに合わせて生地が決定され
インスピレーションが舞い降り、ペンが走る
サビオさんのコレクションに欠かせられないのが、ネオンカラーのスパイス。
生まれ育った街全体から放たれる力強い色彩が、そうさせるのかな
ロンドンのセントラルセントマーチンズで学び掴んだ感覚、
そのあたりがただのインドの服〜です、ではない、
ソフィスケイトされた遊び心や意表をついたアクセントをくれる。
今回はTARAをイメージして、SAVIOJON x TARAのLimitedコレクションを作ってくれました。贅沢!そんな!まだオープンもしていない新参者なのに、TARAちゃん。ありがたやーーです。
デザインと布地、色合わせが決まれば、
サビオさんの住まいの2階にあるスタジオで、
信頼のおけるマスターな職人たちが粛々とパターンをひき
縫製に入る。
美しいシルエット。
日本人離れしているようで、ちょっと挑戦したくなる、そんなスタイル。
↓こちらは大好きな[SIOLIM TOP]
これは私、2枚買いで❤︎ ネオンイエローのステッチが好みです。ちなみにSIOLIMはサビオさんが住んでいる町の名前です。
さまざまなストライプは人気の[Fisherman trouser] タイパンツ風の巻きパンツに。
これも色違いでお願いしたいです。
こちらが新作の[MAPUSA TENT DRESS]
サビオさんにサイズ調整してもらっている好きな写真。長いよね 笑 私めちびっ子だから。
MAPUSAはゴアのマーケットがある町。ゴアの中心地、ちょっと都会なイメージの場所。
こんなカラフルなシルクの絞りは、アクセントとしてワイドパンツ「SUNDAY PANTS]に仕立てます。
このロングシャツドレス[COASTAL DRESS]も素敵だった。
これらはほんの一部。
さらりと上質で着心地の良い、サビオさんが生み出すワードローブたち
TARAよりいろいろとリクエストさせていただき、Savioさんが職人さんたちと一丸となって仕上げてくださったコレクション!
6月1日より、いよいよTARAに登場です。TARA Salon 銀座と Wanderers京都を巡ります。
皆さんにご披露できるのが、本当に楽しみでなりません〜
ちなみに、サビオさんのアトリエでの一コマ。
私めの友人たちが、サイズや好きな色がなくてってことで、その場でサビオさんがさささっとスケッチしてオーダーメイドを受けてくださいました。
サイジングも、完璧。
美しいデザインを私のシルエットで。と。
これはもう、お洋服のMinakusiさんやインドラさんだわ!と、私らしいオーダーメイド。
インドではいまだに、お洋服はレディメイドのものを買うのではなく、どの家庭にもお抱えのテーラーさんがいて、布地を買って、テーラーさんに仕立ててもらうことがいまだに多いようで
このまさにオーダーメイドするワクワク感も、今回のイベントではご体験いただきたいなと
色々素敵企画考えております。
Savioさんのビンテージのお話は次のブログで。。。
Saviojon Stories from Goa
【SAVIOJON Stories from Goa 12 days】
世界中から蒐集されたヴィンテージに囲まれた天高のアトリエをしっとりした潮風が抜ける。インドゴアに流れる豊かな時間の中でSAVIOJONが描くのは、日常を心地よくエレガントに仕立てるワードローブ。
初夏の東京—京都を巡る12日間のトランクショー。
@saviojon
@tara.tokyo
@at_wanderers
◆Date
6.1 thu- 4 sun 12:00-19:00 東京 TARA Salon Ginza
6.9 thu-13 tue 12:00-19:00 京都 Wanderers
6.16fri-18 sun 12:00-19:00 東京 TARA Salon Ginza
◆Special Food
6.3 sat ,17 satのみ 東京 TARA Salon
Samosa wala Timoke(サモサワラティモケ)によるSamosa &Beer Stand
Instagram @samosawalatimoke
6.9 fri – 13 tue 京都 Wanderers
料理家ChieによるGoa Cafe&Sweets
Instagram @chiedashi
◆長年かけてSavio Jonが蒐集したインドのビンテージの布やアートなどの目利きアイテムも並びます。
◆Address
TARA Salon Ginza東京都中央区銀座3-7-20 銀座日本料理会館3階 tel:03-6228-7166
Wanderers 京都府京都市下京区八百屋町58 イチハタビル2階
Photo @Sheetal Mallar @sheetalrmallar
ゴアのビーチカフェのちび猫ちゃん。