ムンバイなう
Goaの素敵STAYブログから旅程はヒートアップ!
追い込みの怒涛でブログが書けず久々の更新です。
インスタグラムは逐一アップしておりますが、こちらブログではまたもう少し思いの丈を。
ムンバイにステイするのはかれこれ5年ぶりくらいでしょうか、、、
ムンバイといえば、インド一の大都市。
最先端のファッションや、レストラン、ハリウッドに負けないボリウッド、
歴史的建造物、そして大きなアンティーク市場であるこの街。
より発展を遂げ、より渋滞は増し、カオス度上がってるぅ〜
久々の ザ、インド感!
世のあらゆるものがここにあると言われる、Chor Bazzarでアンティークを物色中
倉庫に入ってきた馬並みにでっかい羊さんと目があってギョッとしたり
何か食べられるものはないかと、ブッタの頭にかぶりつきそうになってた所を
お店のおじさんにコラーと怒られて出ていきました。
振り返り振り返りこちらをみながら、なんか紙でいいからくれメェ〜、と言いたげでしたが
首輪しているから誰かの家の羊だと思うけれど、放し飼いで、まぁまぁ怖いから。
汗だく、埃まみれ、なんだかわからないオイニーもつんざく中、散々宝探しした後は、
とてもクリエイティブな場所へ。
インドの伝統的なサンダルを素敵な色合わせで蘇らせている
デザイナーChondommaさんのアトリエへ行くとなんとそこには、、
猫7匹が暮らしていました。プラス亀1匹ね。
みんな、レスキューの、保護猫たちだと、
彼女は、サンダルのデザインを生業とする傍ら、困った猫ちゃんたちのお世話をしながら暮らしているのだと。
みんな穏やかで、ええ子でした〜
マサミも猫を飼ってるの?って。1匹?いいわね1匹がいいわよ。って。笑
7匹も引き取って暮らしている彼女にリスペクトしかないです。
マサミもうちの猫たちと友達になるには、このおやつをあげたらいいわよ、って
初対面ですが大好きな女性に、またインドで出会えました。
猫たちも懐っこくて。
膝の上に乗ってきてくれましたよ。
銀座のTARAストアで見せるのはどんな色がいいか、
迷いに迷う私、色見本に側で、そっとこの子がアシスタントもしてくれましたよ〜
可愛いよね〜ムンバイのハニオ
その角を曲がれば、素敵な出会いが待っている、そんな今回のインド旅
元モデルでフォトグラファーの Sheetalさんにも出会い
どえりゃー美しいお人でした。
写真だけでなく、絵も描いたり
若い頃からファッションモデルをしていたから、その当時のストイックな美しさを求めるファッションの見せようは、今思えばクレイジーだったと、
そんな体験談も聞きながら
ファッションは誰もの為にある。
だからフォトグラファーとなった今、
被写体はモデルだけでなく、
ファミリーやフレンド、さまざまな人たちを撮っているんだと
そして自身の祖母さんを撮り続けた写真集を出すんだと、
そんなお話も聴かせてもらいました。
ところでマサミのストーリーも聴かせて、って。あなたはどうして今、ここにいるの?って。
そういうふうに言われると、自分が今何を考え、何をするために此処にいるのか
改めて言葉にすることで、自分でもその輪郭がはっきりとし、
無駄が削ぎ落とされ、
私は、日本の女性たちに、ここインドほど確立された慣習や信じる神の存在が身近にいない
自分達の足で日々立っている日本の女性たちに
美しいものや、想いの込められた品々とムードを届けることで
今日明日の糧になれればと
私がこれからTARAで紹介する Minakusiさんやインドラさんや、バイマサミのジュエリーたち、emi さんの刺繍花たちは特に
そんな秘めたる力を持っているんだと
だから私もそれがずっと好きだし、紹介し続けたいんだと
つたない英語で、話したりしたのであります。
ここムンバイには、古い慣習、カルマから抜け出し、自分達のやりたいことをやりたいと
活躍している女性たちが多くて、さすが大都市の力だと
Beg Borrow Steal Studioという全世界のビンテージを取り扱うスタジオのチーム女子たち!
父には仕事を継ぐように言われたけれど、私はこれがしたいんだから、
今はスタイリストになるために毎日頑張っているの!という可愛い可愛いカストゥリちゃんや
買付も兼ねて、今は時間があれば外の世界を見るために旅ばっかりしているの!というクリスナちゃんら。
パワフルオシャレ今どき女子たち。年齢を聞いたら、ボスキャラのクリスナちゃんでも、まだ28歳!
え!若っ!って
ロックダウン中に始まったビジネスなのに、若いのにもう2店舗ももってるの?って。
言ったら、マサミだってそんなに年齢変わらないでしょ、って。
う、、、、うん。って。言ったけど。
46やし。笑
年齢のことを考えるのは日本人らしすぎるのかもしれないけれど
20代のパワーに負けない仕事をこれからも20年かけてしていきたいものです。
新作の7Tearsネックレスと Black&Goldのマンガラスートラネックレスで決めた俺。
今46。
あと20年は働いて、旅をするつもり。
それでは66。
そう喧騒の南国で思ったその日、大雪に包まれた金沢では、父がいよいよ退職、ということで
長年勤めた仕事から引退いたしました。
75歳。
ラインで送られたきた父の最後の出勤スーツ姿の写真を見たら、涙出てきたな。
ひたすらに仕事を頑張ってきたのを知っているから。
お疲れ様でした。
職種は違えど、同じ仕事人間として、一生、尊敬します。
ムンバイは街の至る所で猫たちがのんびり。
初めて見たインド産の謎のマンゴー味のビールを飲んだら、
次の日頭が痛くなりました。笑
パッケージかわいいのに強かったのかな、体質に合わなかった。
この大きな海原に向かって語る、語りたいこと、そりゃいっぱいあるでしょうよ。
2泊3日のムンバイは、素敵な出会いとカオスのるつぼ
あっという間に過ぎ行きました。
ジャイプールにもどるフライトの時間に追われ、渋滞を突き破って、一路空港へ。
常夏のムンバイから、朝晩3℃のジャイプールに戻ります。